ママトコ

二児の母です。まだまだ新米母ですが、日々奮闘中の育児ブログです。

繰り返す白斑・乳腺炎…トラブルだらけの母乳育児が劇的改善した私の授乳方法

白斑、出来るとめちゃくちゃ痛いですよね!?
酷くなると授乳していない時でも定期的にくるチクンチクンという歯を食い縛るような痛み…。
私の、それはそれはつらいトラブルの連続だった
1人目の授乳期間と、信じられない位にトラブル知らずだった2人目の快適授乳期間。
その差はいったいなんだったのか!
原因は?食事?飲ませ方?1人目だから?2人目だったから?
医療従事者ではないので、あくまで私個人の体験談ですが、実体験した違いを検証していきます。

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二児の母です。最近2人目も一歳で無事卒乳し、安堵と寂しさでなんとも感慨深い今日この頃です。というのも、上記したように私の1人目と2人目の授乳生活には、身体的にも精神的にも雲泥の差があったのです。

1人目の授乳・私の状態

1人目は2年間の授乳期間中、おっぱいが正常な時はほぼ無かったと言ってもいいくらい、白斑、乳腺炎、しこり、張り、詰まりに悩まされた2年間でした。
出会いはそう、産後2週間で初めて左の乳首に出来た白斑。最初は「あれ、母乳がついてる」くらいにしか思わずティシュで拭き取ろうとしても全然取れない!しかも、なんか痛い!なんで?!
そこから調べて白斑というものだと知り、対策を探るも、その後も治ってはまた違う場所に出来る、を断乳するまで永遠に繰り返したのです。
よく言われるのが食事ですが、出産後から気をつけていました。根菜中心に野菜をたっぷり、甘い物は一切食べずお肉もほんのちょっとだけ。にが~いごぼうし茶も毎日飲みましたし、ネットや本にあるマッサージは必死でやりました。しかし、どうやら添い乳も原因になりうるらしい…。が、夜中も1時間、1時間半おきに起きて欲しがる為に眠気に勝てず、ついつい毎晩添い乳してしまうのでした。さらに日中もおっぱいおっぱいで授乳時間が3時間も空いた事はありませんでした。
その為外出中も、その都度授乳室を探し回る暇など無く、飲ませないとギャン泣きなので仕方なく抱っこ紐で抱っこしながら、もちろんはた目からは分からないなように大きめの上着を着て完全に覆い隠して飲ませていました。白斑による激痛に耐えながら…。しかし!後から思えばこれも添い乳同様とてもまずかったのです!
回りの友達親子は皆私とは違い、時間がくれば授乳する→10分位でさらっと終わりまたご機嫌に遊び出す。という具合で「なぜ?なぜうちだけこんなに授乳が大変なんだ!?」と本当に何とかしたい気持ちでいっぱいでした。後から思えば、子供も私も飲み方、飲ませ方がうまくいかず、1度に十分に飲む事が出来ていなかったのだと思います。
かの有名な◯谷式の母乳相談室にも行きました。
そこで言われたのが、私の乳腺がとても細くて母乳が出る穴が沢山あるとの事。こういう人は、乳腺が太くて穴が少ない人に比べて母乳が詰まりやすくトラブルが起こりやすいのだとか。
余談ですがすごく太い穴が一個だけの人もいるのだそうで、私が「それは羨ましい」と言ったら、「その一個が詰まったらもうおしまいだからそれはそれで大変なのよ」との事。確かに。そんな所にも人によって個性があるのですね。なーんて感心してしまいました。
施術によりたっぷり絞って頂いたのですが、私の場合ですが、口コミで見ていたようや超~フワフワおっぱいになった~という感じにはならなかったのです。かなりの時間絞ってくれたのですが、脇寄りの部分にずっとあった大きなしこりは残ったままでした。おそらくそれだけ私のおっぱいの状態が良い状態ではなかったのでしょう。
授乳期間中の私のおっぱいは、どんなに授乳しても白斑が1つも無い時でも、授乳後にしこりが完全に無くなった事など無かったのです。2人目の快適授乳を経験して、初めてそれが普通では無い状態だったのだと気づきました。
上記したように脇寄りの部分はどんなにマッサージしても、どんなに長い時間飲ませても固いしこりがありましました。さらに乳首の奥の方というか、下の方というか、乳首を押すとそこにも固いしこりが常にありました。ず~っとそうだったので、皆そんなもんだと思ってたんです。

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子供の吸い方

1人目は2時間おき1時間半おきに欲しがりとにかく頻回。もう母乳の製造フル稼働状態。そんでもって一回咥えたら長い!しかも最後の方はうとうとしちゃって浅吸いになって先っぽだけチュパチュパするからたまに「痛っっ!」ってなる。私の場合、この浅吸いが特にまずかった!
添い乳も、抱っこ紐で抱っこしたまま授乳も、どうしても浅吸いになってしまいます。授乳中よくうなり声を出したり私の胸をバシバシ叩いてきたり、まるでおっぱいが出なくて(出にくくて?)怒っているようでした。
2人目の時はかなり慎重になっていたので、添乳や抱っこ紐授乳は一切せず、椅子に座り抱き方も角度も変えながらとにかく丁寧にあげていました。
2人目の飲み方も上手だったのか、生後すぐの授乳から乳首の痛みも無く、だらだら長時間飲み続ける事も無く、一定の時間で自分から口を離し、満足そうに眠るのでした。
数ヶ月すれば授乳間隔も3時間~数時間は空き、外出先でも授乳の時間が読めるので1回授乳室でさっくりと授乳すれば良かったので、本当に苦労無く授乳できたのです。
食事ですが、2人目では特に特別な意識はせず、お肉もデザート今まで通りに食べていました。(色々ストレスがあり我慢できなかったので…)
それでも、しこりも白斑も乳腺炎にもならない、本当にノンストレス母乳育児でした。

原因(私の場合)

この事からやはり母乳の与えかた、吸わせ方に私の場合は大きな原因があったんじゃないかと、今では思うのです。
添い乳や抱っこ紐授乳、そして子供がおっぱいが上手く吸えなくてだらだら吸い続ける→浅吸いになる→乳腺痛める&無駄に乳首を刺激し続けるからどんどん母乳が製造されてどんどん胸が張ってくる→乳腺詰まる→結果トラブル…もう負のスパイラルといった状態だったのです。
自分でもよくこの状態で2年もあげてたなと思います。まぁ、この状態で断乳を決行するのは親子共々相当大変だろうというのは容易に想像できたので、いつまでも決断できなかっただけなのですがね…。
しかし1人目と2人目の間が4年空いていたものの、私も多少要領が分かるし、やはり2人目の時の方が乳腺が1度通っている状態だった訳で、そのおかげもあるかもしれません。
ちなみに食事に関しては様々な見解がありますが、私と同じ時期に出産したお肉大好きな友人も、どんなにモリモリ食べてもトラブル知らずで完全母乳だったのですが、1度だけ生クリームたっぷりのケーキを食べた時だけ、乳腺炎になっていました。

沢山の情報に翻弄され続けた授乳期間中でしたが、本当に人の体は千差万別。あの人が大丈夫なら私も大丈夫、あの人がこれで駄目だったから私も駄目、という事は無いのだと、身に染みて実感しました。ですが、やはり最後にお伝えしたい!白斑トラブルを抱えている方に、添い乳、抱っこ紐授乳…ダメ!絶対!………試してみる価値は、ありです!